株式会社と合同会社はどっちが良い?8項目で徹底比較

会社を設立するときに最初に決めるのが「会社の形態」。
日本でスタートアップが選ぶのは、ほぼ 株式会社または合同会社(LLC)の二択です。
本記事では、両者 の違いを 8 項目で比較し、どんな起業家にどちらが向いているかを解説します。
8 項目で比較する 株式会社 vs 合同会社
| 比較項目 | 株式会 社 | 合同会社 |
|---|---|---|
| 設立費用 | 約 24 万円〜 | 約 10 万円〜 |
| 最低資本金 | 1 円〜可 | 1 円〜可 |
| 代表者の呼称 | 代表取締役 | 代表社員 |
| 意思 決定 | 株主総会+取締役会(任意) | 社員(出資者)の合意 |
| 利益 配分 | 出資比率に応じて配当 | 定款で自由に決められる |
| 信用度・ 知名度 | 高い | 徐々に向上中 |
| 決算公告 | あり | なし |
| 役員任期 | 原則 2 年(最長 10 年) | 任期なし |
株式会社が向いている人
- 将来的に VC 調達や IPO を視野に入れている
- 取引先や採用での社会的信用度を最重視したい
- 株式を使ったストックオプションなど人材インセンティブを設計したい
- 大規模な事業展開を見据えており、機関設計を整えたい
合同会社が向いている人
- まずは少額・スピード重視で立ち上げたい
- 少人数のチームで経営する
- BtoC・受託・スモールビジネス志向のスタートアップ
- 節税や柔軟な利益配分を重視したい
比較表(まとめ)

合同会社でも「信用度の低さ」はもう過去の話

かつては「合同会社は信用度が低い」と言われていましたが、Apple Japan 合同会社や Google 合同会社 など、グローバル企業の日本法人が合同会社を選択する例も多く、近年は社会的認知が大きく向上しています。
BtoB 取引で不利になるケースは以前ほど多くはなくなってきていると言えるでしょう。
判断に迷ったときは「資金調達の予定」で決める
もっともシンプルな判断基準は「外部からの資金調達を予定しているか」です。
VC 調達やエンジェル投資を見据えるなら株式会社一択。(株式を資金調達手段として見据えるため)
自己資金や売上中心でスモールに伸ばすなら合同会社が現実的な選択肢になります。
次の記事では、いよいよ会社設立の6 ステップ全体フローを解説します。


